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[PSP] 実況パワフルプロ野球ポータブル[ゲーム]

ようやくPSPで発売された実況パワフルプロ野球ポータブル。やってみた感想を結論から言うと、パワプロらしさがよく出ていて、後述する処理落ちを我慢できれば、楽しめるレベルになっている。人によっては、サクセスモードもマイライフもないことに不満を持つだろうけど、個人的には、別になくてもいい。

ゲームを始める前に、マイデータの作成のため、名前の登録がある。対人でも対COMでも、対戦成績が残るようになっている。試合が終わると強制的にセーブされるので、適当にやって負けた試合の記録もしっかり残る。気軽に試合をするための、練習試合のようなモードを設けてほしかった。

アナログモードとデジタルモードがあり、アナログモードでは方向キーでの操作ができない。デジタルモードでは、方向キーとアナログパッドの両方が使える。このとき、アナログパッドで操作すると、方向キーと似たような動きになる。いずれにしても、アナログパッドの反応がよすぎて、狙いを定めて打つのは厳しい。アナログパッドは使わないからどうでもいいけど。

携帯ゲーム機ということで、画面とコントローラが一体なので、操作時に本体がぶれると画面が確認しづらくなる。なるべく本体を固定してやるしかない。

投球と打撃に関しては、これまでのパワプロと似たような感覚でやれて、よくできていると思う。投球時は、投手視点にすることもできて新鮮だ。ただしこの視点だと、ストライクゾーンがわかりにくい。打たれた瞬間に、守備をどこへ動かしたらいいのかというのも、慣れないと難しい。

守備や走塁時の画面では、処理落ちが目立つ。画面に表示される選手が多いときほど、処理が遅くなる。強い打球のときも遅れるため、爽快感をそがれる。いったいいつの時代のゲームをやっているんだという気分になる。これがPSPの限界とは思えないので、単にパワプロの開発チームがPSPを使いこなせていないか、処理をチューニングする時間がなかったのだと思う。ここだけが非常に残念な点だ。

審判やコーチャーが省かれているのと、観客が動かないのも、処理速度の問題からだと思われる。ゲームに大きな支障はないので、これらはまぁ許せる。ヒーローインタビューでインタビュアーがいないのは、さすがに処理の問題ではなく、入れる余裕がなかったのだろう。せっかくのヒーローが、誰にしゃべっているのかわからなくて悲しい。ま、これも大きな問題ではないけど。

OKとキャンセルの操作が、これまでのパワプロとは異なっている。パワプロは伝統的に、○と×がOK、△と□がキャンセルだったのが、○がOK、×がキャンセルという、ほかのゲームと同じ操作になった。今後は、これに統一したほうがよいのでは。

ロード時間は全体的にPS2より短く、ストレスは感じない。実況や歓声などの音声部分もよくできている。音声を切れば処理が軽くなるかというと、残念ながらそうでもない。

PSPのセラミックホワイトが出たときに話題となった、方向キーの不良問題が、このゲームではっきりとわかった。下方向の反応が悪いのは前から気づいていたが、斜めの入力がほとんど無視されるのだ。指を2本使って強く押さえないと野手が斜めに動いてくれないし、カーブやシンカーも投げられない。本格的に楽しむには、まず本体を修理に出さねばならないようだ。

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