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ホームシアターシステムのDHT-M370の設置が終わり、使ってみて思ったこと。
いいところ
気になるところ
ホームシアターシステムに興味を持ってから、サラウンドの技術がいろいろあることを知った。その中でも、ドルビーの技術は目を見張るものがある。
ドルビープロロジックII
ドルビープロロジックIIとは、通常の2chのステレオ音源を、5.1chのサラウンドっぽく再生する技術のこと。店頭で聴いたときは、2chのソースは、5chステレオという設定にするのが最もゴージャスに感じたけれど、ドルビープロロジックIIの設定にしたほうがサラウンド感があっていいと思った。というより、店頭ではドルビープロロジックIIのモードにするやり方がわからなかったということもあるし、お店ではリアスピーカもフロントと同じ位置にあったからという理由もあるが。
たぶん5chステレオモードは、単にリアスピーカからも、フロントスピーカと同じように音が出るようにしているのだろう。だから、リアからの音もはっきりわかる反面、サラウンド効果には乏しい。ドルビープロロジックIIでは、リアスピーカはあくまで装飾的に鳴る感じで、センターに定位している音はほとんど出ていないようだ。だから、会話のシーンでは基本的に前から音が出て、BGMがかかると、急に音に包み込まれるような感覚になる。少しリアの音量が物足りなく感じたので、レベルを上げることにした。
ドルビーバーチャルスピーカ
DHT-M370には、ドルビーバーチャルスピーカという効果を使うこともできる。もともとは、2つのスピーカだけで擬似的にサラウンド効果を出すものらしいけれど、3SP、5SPという設定もある。リアスピーカを設置している場合は、2SPや3SPを選ぶ必要は特にない。5SPのモードにして使ってみると、テレビ番組や音楽にはあまり向いていないと思った。音が引っ込んだ感じになってしまうので、ドルビープロロジックIIのみで十分だ。
では、どの場面で使うのがよいのだろうかと、いろいろなソースで試してみたところ、パワプロをやるときが最も効果的だった。歓声や応援の臨場感が高まり、まるで球場にいるかのようだ。そして何より、キャッチャーの捕球音がドスドスと響くのが気持ちいい。というわけで、パワプロをやるときは、ドルビープロロジックII + ドルビーVS 5SP Wideにして楽しんでいる。
ドルビーヘッドホン
ヘッドホン端子にヘッドホンなりイヤホンを差し込むと、ドルビーヘッドホンのモードに切り替わる。この効果がすばらしい。ヘッドホンを使っているのに、スピーカから音が出ているのと勘違いしてしまう。特に低音は、部屋のどこかから鳴っているようにしか思えない。何度かヘッドホンをはずして、部屋のスピーカから鳴っていないことを確認してしまったくらいだ。これだけでも、いい買い物をしたと思った。ドルビーヘッドホンは、ポータブルのプレイヤーでも楽しみたいと思った。今後、AV機器を買うときは、ドルビーの技術がどれくらい採用されているか、きちんと調べることにしよう。
全体的な感想
あまりお金をかけずにホームシアターシステムを、という目的は十分に果たせた。テレビだけの音よりもよくなったのはもちろん、音に取り囲まれた雰囲気が心地よい。今回、サブウーファというのを初めて導入したわけだけど、この役目は非常に大きいと思った。これがあるおかげで、5chのスピーカが小さくても、迫力のある音で聴ける。これまで使っていた2chのオーディオより低音が出ているくらいだ。
サラウンド効果を重視するなら、すべて同じスピーカを使うのが理想らしいけれど、バランスのいい組み合わせであれば、同じものにこだわることもなさそうだ。フロントはDS-500Nを使うことにした。特に違和感はない、というかこっちのほうが断然いい。液晶テレビを買った当初は、音はそこそこでいいと思っていたけれど、いい音でテレビを見るというのは、想像以上に満足度が高いものだと感じた。