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BX35Fを購入[コンピュータ]

無停電電源装置(UPS)に興味を持った。メインで使っているPCと、お絵描きしぃちゃっとのサーバ用PCは、両方ともノートなので、PC本体に限ればUPSなど必要ない。しかし、停電したときに、せっかくPCが動いていても、モデムとルータの電源が落ちてしまうのは残念だ。それと、HDD/DVDレコーダの電源がいきなり切れるのは困る。というわけで、とりあえずその3つの電源をUPS経由にしたいと思った。

そもそも停電なんてあるのかというと、不意に停電することなんて、年に1回もないだろう。定期点検の、予告された数分の停電とか、一度に電気を使いすぎてブレーカーが落ちることのほうが可能性としては高い。UPSは、何かあったときに助かるという機器であって、金を払って保険や保証に入るのと似たようなものだ。必要性は、自分の判断によるとしかいえないだろう。

いろいろ調べた結果、薄型でバッテリの寿命が長い、オムロンのBX35Fを買った。PCは接続しないので、BX50Fでなくても出力容量は足りる。

バックアップ時間(バッテリで動作できる時間)の目安は、最大出力の210Wをフルに使用するときは5分で、20Wしか使わなければ120分となっている。BX50Fもそれは同じだが、最大出力が300W(3.5分)になっている。また、バッテリを自分で交換することができて、電源が入った状態での交換(ホットスワップ)も可能。

箱から出してみると、コンパクトではあるけれど、5kgというだけあって重い。BX35F自体の電源プラグは3つ足で、変換コネクタが付属している。コンセントにプラグを差すと、電源を入れなくても動作音がする。ファンはない機種だけれど、シャーというか、シーというか、言葉では表しにくいけれど、HDDが回転しているときのような音がする。バッテリをはずしても音がするので、充電中かそうでないかには関係ないようだ。目につかないようなところに置いて、2m以上離れていれば、ほとんど気づかないくらいの音ではある。仕様では、40db以下ということになっていて、たしかにそれくらいかなと思う。とにかく、静かな部屋に置くなら、設置場所を考えたほうがいいだろう。気になるといえば気になるし、気にならないときは気にならない。飛蚊症みたいなものだ。この手の機器の動作音には個体差があるようなので、参考程度に。

バッテリ駆動になったときは、「ピッ」という音が4秒間隔で鳴る。バッテリがなくなってくると、1秒間隔になる。音の大きさは、近所迷惑というほどではないが、はっきりと聞こえる。この音は、ディップスイッチで鳴らないように変更できる。ただし、電源を入れたときは、必ず「ピーッ」という音がする。

後日、実際に定期点検で停電があった。実は、このためにUPSを買って試したかったということもある。結果は、きちんとバッテリ駆動に切り替わり、何事もなくモデムもルータも動き続けた。これで動作音がしなければ文句なしなんだけどな。

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