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このままだと、新しくヘッドホンを買っては後悔するというくり返しになりそうだ。ちょっと落ち着くことにして、HP-D300の構造を調べてみた。
まず、スポンジしか残っていないボロボロのイヤーパッドを取りはずした。ベタベタしているところもあって気持ち悪く、きれいに掃除した。そして、この前買ったHP-M440のイヤーパッドもはずした。特に接着剤でくっついているわけではなく、少しずつ引っぱっていけば取れた。
イヤーパッドがない状態にすると、HP-D300とHP-M440の構造の違いに気づいた。HP-D300は、ドライバユニットの部分だけ盛り上がっていて、耳に近くなるのに対して、HP-M440は、平坦なプラスチックで覆われている。ボーカルが少し遠くに聞こえたのは、この違いなのかもしれない。
ふと、イヤーパッドを移植できないかと思いついた。HP-M440のほうが若干大きいけれど、パッドを装着するくらいならできそうだ。案の定、うまくはまった。これだけで、見た目がかなりまともになった。
さっそくこの状態で音を出してみると、非常にいい感じで聴けた。しっかり装着できるようになったため、低音がさらに出るようになって、定位や解像度もかなり改善された。まだまだこれでいける。強いて言えば、低音がもっとクリアになってもらいたいが、聴き慣れていることもあって、おおむね好みの音だ。この状態で使おう。
ここまでたどり着くのに、非常にムダな買い物と回り道をしてしまった。でも、このサイズの交換用のイヤーパッドは売っていないだろうな。ま、当分はもつだろうから、もうあまり考えないことにしよう。