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ビクターの32V型液晶テレビ(LT-32LC70)をコジマで買った。配送は日曜日。
ここしばらくは、情報収集に明け暮れて、価格.comで値段のチェックもしていた。結局、通販では買わなかったので、最安値より多少高くついたけれど、10年保険と設置のサービスがあるので、まぁいいかと。
当初は、26V型にしようかと思っていたけれど、今使っているブラウン管の21型と比べると、縦のサイズがほとんど同じだと知った。これだと、4:3の映像が今までと変わらない大きさでつまらないので、32V型にした。
ビクターのテレビは入出力端子の種類が豊富なところがよい。個人的に重要なのは、HDMI端子とPC接続用のRGB入力端子(D-sub15ピン)だ。今後、HDMI端子は重要になりそうだし、PC入力端子は、これだけの大きさの液晶なので、PCをつなげてモニタとしても使ってみたい。640×480か1024×768でしか使えないらしいけれど、使っているノートPCが1024×768だから特に問題はない。強引に引き伸ばされても困るし。あとは、i.LINK端子×2やSDカードスロットなどもある。i.LINK端子にはRec-POTが接続できて、デジタル放送を録画する選択肢のひとつになる。SDカードスロットは、静止画を見るだけのものなので、特に重要ではないけれど、この価格帯のテレビについているのはめずらしい。
2画面表示ができるのも特長で、意外にこれができるテレビは少ない。デジタルチューナーが1つということで、2つともデジタル放送にすることはできないが、わりといろいろな組み合わせで2画面にできるようだ。詳しいことはマニュアルに書いてあり、PDFファイルがビクターのサイトでダウンロードできる。
さすがにいいことづくめではなくて、入力切替が遅いとか、リモコンのボタン配置がいまいちとか、音が貧弱とか言われている。切り替わるのが遅いことと、リモコンの操作性については、店頭でいじってみたからだいたい把握した。しかし、音については、やかましい店頭では確かめられず、比較もできない。思ったほど悪くはないことを期待しつつ、届いてから確かめることにする。
32V型は、同じシリーズの37V型に搭載されている高速液晶ドライバがないのが残念だが、そんなに気にならないという意見が多いので、そこは目をつぶることにした。それと、時期的にそろそろ新製品が出そうだというのもわかっているけれど、もう待てなかった。
今まで使ってきたテレビは、ソニーのKV-21DA55で、ブラウン管のテレビとしては特に不満のない性能だ。液晶テレビに買い換えて、アナログ放送の画質とか、残像とか、音質とか、がっかりしそうな要素がいくつかあるのが不安だ。これらは、実際に自宅に設置されてから感想を書くつもり。パワプロがどんな感じになるかというのも気になるところ。
ところで、うちの地域は地上デジタル放送を見るのがやっかいだ。アナログ放送はすべてCATV経由なので、建物にアンテナは立っていない。困ったことに、デジタル放送は、今のところトランスモジュレーション方式しか対応していない。これはつまり、有料のデジタルコースに加入して、STBを借りる必要があるということだ。そんな、めんどくさい上に金のかかる方法で見る気にはならないので、簡易アンテナを設置するつもりだ。幸い、デジタルタワーからは10kmも離れていないし、ベランダから見渡せる方角にある。ただし、1階だということと、何か妨害するものがあるかもしれず、やってみないとわからない。パススルーに対応する計画はあるらしいので、それまでのつなぎになればと思っている。