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うた∽かた 第12話[テレビ番組]

第12話「欠片の詩歌」
沙耶の家に行った一夏は、試しを受けていたことを知り、最後の選択を迫られた。失望した人間たちすべてを消し去るか、嫌悪した自分自身を消し去るか。セイは6年前、それを選べなかった。
自分の死を選ぶのではないかと危惧していた舞夏は、意外な言葉を聞く。「どちらも選ばない」という言葉を。昔の一夏だったら、「そんなの選べない」とか「私がいなくなればいい」とか思ったに違いない。でも、これまでのさまざまな経験から、一夏の気持ちに変化が起こり、この答えが出てきたのだと思う。
電話の主の口調などからすると、試しの子がどう答えるかを、ただ楽しんでいるだけにも感じた。「さぁ、次行ってみようか」とか軽いことを言っているし。ターゲットにされた子は、たまったもんじゃないな。
一夏の答えが正解例で、模範解答とも言っていたのに、沙耶は満足の得られる結果ではなかったと言っている。どう答えても両方が満足することはないのでは。

はっきり言って、これまでに感じたさまざまな謎が解けたとは思えなかった。でも、一夏の前向きな答えが聞けただけでも、まぁよかったかなということにしておきたい。第13話がOVAで発売されるらしいけれど、それですべてが明らかになるというよりは、後日談的なものになるのだろう。

この作品、最後まで見てよかったなと素直に思った。毎回楽しみにしていたし、これほど真剣に視聴したアニメはほかにない。作画が非常に安定していて不満がなかったのと、音楽も実によかった。それと、一夏役の本多陽子という声優が、新人ながら本当によくやったということもつけ加えておきたい。

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