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会社でSXGAの画面を使うようになってから、自宅でも広い画面が使いたくなって、液晶ディスプレイの購入を考えた。絵を描くときに、広い画面が使えたほうが便利だというのと、dynabook SS S8の液晶は発色が悪くて、本来の色と違うので、色を塗るときに困るという理由もあった。
液晶テレビのLT-32LC70とのデュアル構成にできる環境ではあったけれど、テレビは目の前にあるわけではないから、作業をするには向かないし、このテレビはXGAまでしか表示できず、表示が大きくなるだけで解像度が今までと変わらない。
17インチにするか、20.1インチのワイドにするかで迷った。dynabook SS S8で外部ディスプレイを使う場合、ワイドの解像度には対応していないので、いずれにしても1,280×1,024で使うことを考えていた。19インチのワイド(たいてい1,440×900)では縦が足りないので候補からはずした。20.1インチなら、ほとんどの機種が1,680×1,050なので、DbDに対応していれば、引き伸ばされずに1,280×1,024の表示ができる。安く買えるなら17インチ、そうでなければ、今後のことも考えて20.1インチワイドという選択にしたい。
グレアかノングレアかでも迷ったが、色の鮮明さを優先したかったから、グレアから選ぶことにした。現在、S8の画面にも光沢のフィルムを貼って使っていて、映り込みなどは特に気になっていない。
近所の店では、ケーズデンキの品ぞろえがよかった。そこで見つけたのが、バッファローのFTD-W2023ADSRだ。もう生産していない製品らしい。バッファローは、TNのノングレアパネルばかりだと思っていたので、M-PVAのグレアパネルを採用しているとは意外だった。そして最も重要なのが、1,680×1,050以外でもDbDでの表示が可能というところだ。
デザインや作りがいまいちで、OSDの操作性もあまりよくなかったけれど、この液晶パネルに魅了されて購入を決めた。本体の色は、白と黒の両方があった。黒は展示品のみで、値段に差はない。どちらかというと黒にしたかったけれど、同じ値段なのに、色を優先して展示品を選ぶ気にはならず、白にした。42,800円を4万円ちょうどにしてくれた。生産が終了している製品なので、相場の把握は難しいけれど、価格.comの最安値の5万円よりは安い。
帰ってから設置した。上に向いた状態で梱包されているスタンド部分を下に回すのだけど、これがものすごく力を必要とする。半端な力では全く動かず、不良品かと思った。どうにか回して、接続して表示させてみたところ、ドットはどれも正常のようだ。非常に明るいので、輝度を下げた。ほぼゼロになるまで下げても、まだ十分に明るい。
いいところ
悪いところ
1,400×1,050という解像度は、残念ながら使用できなかった。DbDの設定にしても、1,680×1,050に引き伸ばされてしまう。レジストリやINFファイルをいじってもムダだった。1,280×1,024なら問題なくDbDで表示できる。
AUTOボタンを押しながら電源を入れると、F1とF2というファクトリーメニューが増える。LIFETIMEというのは、稼働時間らしい。
F1の一覧
F2の一覧
このやり方で電源を入れたときは、電源ランプがスタンバイ状態と同じ赤っぽい色になる。どうしても青が許せない人にはいいと思う。
それにしても鮮やかな画面だ。TNパネルで妥協しなくてよかった。そしてグレアパネルにしたのも正解だった。これはもう、液晶ディスプレイではなくて、何か別の表示デバイスではないかと思えてくる。